2023年7月17日 横浜高等学校・英国研修 実施！
佐藤 いおな昨年に引き続き横浜高等学校の海外研修として、2023年7月17日（月）～8月2日（火）16泊17日間の英国研修を実施いたしました。今年は、ロンドンから南に電車で1時間程に位置するロチェスターにあるボーディングスクール Kings Rochesterでの語学研修を企画し、12名の生徒さんがご参加されました。アフィニティからも現地サポートとして佐藤が同行させていただきました。
本語学研修プログラムは、各国から集まる多国籍なクラスメイトと一緒に英語のクラスやアクティビティに参加し、実践的に英語能力やグローバルなコミュニケーションスキルの向上を図ることを目的に企画いたしましたが、今回イタリアやスペイン、中国からの大規模グループも参加され、期待以上に互いを切磋琢磨し合いながら異文化を尊重しあう異文化理解の場となりました。
出発前には初めて交流される生徒同士もおり互いに緊張していた様子でしたが、出国前にはすっかり打ち解け皆さん笑顔で搭乗されました。今回カタール航空で乗り継ぎを行い、合計22時間程の長時間フライトでしたので「長かった～、体が痛い！」と皆さん仰っていましたが、イギリスに到着後には、日本とは異なる景色や雰囲気に気持ちも高まり疲れを感じさせないご様子でした。
学校初日のオリエンテーション後、各クラスに分かれ授業が始まりました。日本人はクラスに2～3人程と、クラスメイトは他国の生徒ばかりで「イタリア人の英語やスペイン人の子たちは、凄く発言するけど英語の発音を聞き取るのが難しい！！」「先生にたくさん質問されて答えるので精一杯・・」と初日は少しハードだったようです。授業は、職業や多国籍料理、文化など馴染みやすいテーマですが、生徒が主体的に取り組めるようディスカッションやグループワークなどが多く取り入れられています。初めは、ご自身の意見を英語で話すことに苦労された生徒さんもいましたが、2週目にはすっかり慣れて授業に自信を持って参加できるようになりました。高校生の適応力恐るべしです！
初日から一緒にロンドンやロチェスター観光に行ったイタリア人グループとはすぐに打ち解け、休み時間などでは一緒に校庭でサッカーやバレーボールを行うなど沢山の交流がありました。帰国前は、互いに涙のお別れでしたが「またどこかで会おうね！」と皆さん連絡先を交換していました。
また、今回のプログラムではロンドン、ブライトン、ケンブリッジ、カンタベリーなど滞在していたロチェスター以外の都市も見学することができ、それぞれの都市の違いや良さを感じることができました。特に、カンタベリーでの観光では緑の多い豊かな中世の街並みや壮大なカンタベリー大聖堂を見学し、映画の世界にいるかのような世界観に大興奮でした。
海外研修は、語学力や異文化交流だけではなく親元を離れて生活をすることから『自立』も大事なテーマとなります。楽しいことばかりではなく、多くの生徒が緊張や葛藤を経験します。その困難な状況の中で、自ら解決方法を考え行動しながら、最後まで研修を達成できたことが自分自身の『自信』へ繋がる最大の成長機会となるようアフィニティでは海外研修の企画・サポートを行います。
今回の研修にご参加された横浜高校の生徒の皆さんには、今回の研修を達成した自信と世界中いる仲間との縁、互いの文化を尊重し理解するグローバルな視点を大切に、それぞれの道を切り開いていかれること心より願っております！
横浜中学校・高等学校 
